【5歳9カ月】年長で反抗期!?登園拒否、暴力と強い口調の原因

こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。

年長も終わりに使づいた12月、保育園から両親ともに呼び出されました。

内容は5歳9カ月の息子に心配な点がいくつかあるとのことでした。

話の内容は「暴力」や「強い口調」というキーワードが出てきて、とても穏やかな内容ではありませんでした。

年長は気持ちが大きく揺れ動き、反抗期とも呼ばれます。

今回、息子の問題点に対して対策を立て、比較的うまくいったので、紹介します。


【課題】先生からの呼び出し、幼い子を大人の目がないところで殴る、友達に強い言葉で接する

保育園に両親とも呼ばれ、先生と話す機会をもちました。

内容は主に2つ。

1つ目は自分より幼い子を大人の目がないところで殴っているという報告。

2つ目は友達とのやり取りの中で、自分の思い通りにいかないとかなり強い言葉や口調で「キライ」と怒るという報告。

特に1つ目の報告は信じられませんでした。

思い返してみると、妹が急に泣き始めることがあり、その時に私が見えないところで暴力を振るっていたかもしれません。

暴力もすれ違いざまに殴り、先生に聞かれると「なんにもしてない」と嘘をつくらしいのです。

殴られた年下の子が先生に報告して発覚することが多く、先生も現場を押さえられないので、しっかり本人と話ができないと言っていました。

自分より弱い者を標的にし、嘘をつくなんてタチが悪いですよね。

また、2つ目の友達とのやり取りの中で強い言葉や口調で「キライ」ということは家でも多々ありました。

園ではあまりにも強い口調で相手の行動を制したりするので、友達が傷ついたりすることが多いようでした。


【原因】言葉の選択肢が少ない?

我が家の教育方針は「やりたいことをやりたいだけやろう」、なるべく理由を話して怒らないという方針です。

先生からは相手が困ることだけでなく、親として子どもの行動で困ることも伝えていった方がいいのではないかというニュアンスの話がありました。

それから、息子の暴力や息子が言った言葉で相手が傷ついていたら、強めに息子に伝えるようにしました。

数日後、先生から報告がありました。

息子は言葉の語彙が少なく、「キライ」などの言葉になってしまうのではないか。

先生の話では息子が「キライ」という言葉を使ったときに、「キライってどういう意味かな」と聞いてみると、「キライ」以外の言葉が出てきたようです。

息子の話を聞き、先生が「〜〜って思ったんだね」と息子の気持ちを代弁し、相手の気持ちを説明すると、素直に受け入れたというのです。

この出来事から、息子の場合、言葉の選択肢が少ないことが、「キライ」などの強い言葉になってしまう原因なのではないかと言われました。


【対策】本人や相手の気持ちを代弁し大人が確認しながら言葉で表現してみる

先生の話を聞いて、普段「キライ」などの言葉を聞くと、「なんでそんな言い方するんだろう」と息子の隠れた気持ちに全く配慮していなかったと反省しました。

息子の話を聞くこと、私が感情を抑えることが課題です。

「キライ」と言った時に、どういう気持ちなのか聞き、気持ちを代弁し、「教えてくれてありがとう」と伝えることにしました。

妹への暴力については、見つけたときに「何が嫌なのかわからないから、言葉で伝えて」と言うようにしました。


【結果】登園拒否も無くなり、穏やかになる

対策を実行して、1カ月も経たないうちに、暴力と強い口調で「キライ」ということが無くなりました。

辿々しいものの、言葉で気持ちを表現するようになり、それと同時に保育園への登園拒否も無くなりました。

保育園での出来事も自分から話すようになりました。

妹への態度もとても優しくなり、今では妹が叩いたり引っ張っても耐えています。

【まとめ】子どもの気持ちを大切に、起きた出来事ではなくその背景に目を向ける

息子の場合、どういう気持ちで幼い子を叩いたりしたのか、「キライ」という気持ちはどのような感情なのかを意識し、大人が対応することで落ち着きました。

息子はまだまだ言葉の表現の仕方を学んでいる最中だったようです。

今回のことで、息子は自分を理解してくれる大人がいることに安心し、言葉での伝え方を学びました。

私も母として、表現の背景に子どもの真の気持ちがあることを学びました。

穏やかになったものの、保育園で嫌なことがあると、暴力的になったり、強い口調になったりして、行きつ戻りつ成長しているようです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました