こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。
少人数の保育園から、3歳児の時に転園しました。
転園した保育園が大事にしているのは食育と自由保育。
保育園によって遊ばせ方が全く違うのでびっくりしています。
保育園によって遊びが違う
年齢によるかもしれませんが、小規模の保育園では先生が多く、色々な所に目を配ってもらえました。
息子も甘えたいだけ甘えることができ、満足していました。
小規模の保育園は園庭がなく、散歩に行って砂場や滑り台で遊び、雨の日は施設内でおもちゃで遊んでいました。
0〜3歳の異年齢での保育でした。
しかし、転園先の保育園には広い園庭があり、毎日裏山に遊びに連れて行ってくれます。
そして雨の日でも息子が外で遊びたいと言えば、何が汚れようが外で遊ばせてもらえます。
例えば裸足で歩くと、転園前は「怪我すると危ない」と注意されるのが、転園後はにこやかに見守ってもらえています。
子どもがしたいことにとことん寄り添ってくれるのです。
息子は外遊びが大好き。
体力も登園数日で飛躍的に向上しました。
身体を動かすので、就寝も早くなりました。
転園してからはいつも持ち歩いていたおもちゃには見向きもせず、保育園に行くのを楽しみにしています。
息子の場合はおもちゃで遊ぶより、自然の中で遊ぶことが合っているようです。
異年齢保育、登園数日で息子に変化が!

転園先の保育園は異年齢保育を取り入れています。
異年齢保育のせいなのか、1年の行事は入園式、田植え、保育園のお祭り、米の収穫、餅つき、卒園式ぐらいで、とても行事が少なく設定されています。
入園してから気づきましたが、やや行事が少なく、とても残念な気持ちになりました。
対して、系列の保育園では同年齢保育でお泊り保育やご飯作りを定期的に開催しています。
保育園選び、失敗したかな…と後悔しました。
しかし、異年齢保育は欧米では一般的であり、様々な狙いがあるようです。
年齢が下の子は上の子の姿をみて、チャレンジ精神を養い、逆に上の子は下の子の姿をみて思いやりの心を持ち自尊心を養うことが1つ。
発達に関して差がわかりにくくなる為、個性を尊重できるようになることが1つ。
社会性が身につくことが1つ。
デメリットは年齢による遊びの設定が難しいこと、上の子が威圧的になると下の子が萎縮してしまいクラスがギスギスしてしまうこと。
先生達も細やかな対応を求められるようです。
同年齢保育ではみんなと同じことを行う機会が増え、大人から指示されることが多くなりますが、異年齢保育では自分のやりたいことを追求できるようです。
だから行事が少ないのかな…
また、同年齢保育では発達の差が明確になるため、競争社会になりやすいようです。
ただ、みんなで遊んだり、考えたりするには課題を設定しやすく、知識や技術の習得にはとてもいい環境のようです。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、どちらがいいとは言えないですが、入園前に調べておけばよかったなと反省。
息子は今のところ兄妹がいないので、結果的に異年齢保育が貴重な経験にぬるはずです。
保育士の人数が少なければ、異年齢保育にせざるを得ないという事情もあるようですが、息子が通う保育園は園児20人に対して保育士3人なので、あえて異年齢保育をしているようです。
息子は登園して数日で言葉が増え、コミュニケーション能力とチャレンジ精神が飛躍的に向上しました。
そして、戦い合いばかりしていたのが、その他のごっこ遊びをするようになったのです。
色々な年代とコミュニケーションをとるのに必死なのと、先生達がやりたいことにとことん付き合ってくれているお陰だと思います。
この変化にはかなり驚いています。
食育を大事にする
転園先の保育園では食育へも力を入れています。
みんなが同じ物を食べられるように、小麦粉を使わずに調理をしています。
だしをしっかりとり、薄味で和食中心です。
自分たちで考えてお米を炊き、秋には鮭の解体を子ども達の前で行い、命をいただく事を教えてくれます。
散歩に行けばきんかんをとって食べたり、田植えをして収穫をしたり。
園の真ん中に台所があり、普段から子ども達が玉ねぎの皮を剥いたり、お手伝いを自主的に行っています。
このメニュー、食べるかなと思っていても、息子はおかわりして食べているそうです。
家では相変わらず好きなものしか食べませんが…
自由保育の方針、洗濯物が多い!
自由保育は基本的に子どものやりたいことを先生達は見守ります。
子どもがやりたいことを見つけ、考え、主体性や子どもの内面を育てます。
そのため、子どもが泥遊びしたいと言えば先生達は見守ります。
雨の日は泥だらけの洗濯物がこれでもか、というぐらい出ます。
また、靴も常に泥だらけ。
帰ってからの洗濯はかなりハードです。
白い服は茶色に変色するので、洗剤が大量に必要です。
クラスにも担任が3人いるので、お散歩に行きたくなければ行かずに他の遊びをします。
先生達は子どもの行動を観察し、様子を話してくれます。
園が保護者のことも大切にしてくれるので、我々保護者も行動や生活を観察されているような気がします。
保護者会が多い
子どものことを考えて行動するので、保護者会も多いようです。
保護者は各家庭1つ、役割を与えられるようです。
しかし、新型コロナウイルスの影響で初回は取りやめになりました。
新型コロナウイルスの影響が無ければ結構な頻度のようです。
担任と保護者が飲みに行くこともあるとか…
まとめ
転園先の保育園は広い園庭、里山がある保育園でした。
そのため、転園前の園庭がない保育園と比較するとおもちゃで遊ぶことは無くなり、自然の中で遊ぶように。
体力が向上し、就寝時間もやや早くなりました。
転園した保育園は異年齢保育を取り入れており、食育と自由保育を行なっています。
異年齢保育は年上の子をみてチャレンジ精神を養い、年下の子と関わることで思いやりの精神を養うことができます。
年上の子の影響か、登園して数日でチャレンジすることやごっこ遊びが増え、言葉も飛躍的に増加。
食育では和食を中心に命を頂いていることを教えてくれます。
散歩に行った先で採った物を食べたり、魚を捌くところを見学したり、自然と触れ合いもたくさん。
子どもの主体性を伸ばす自由保育を行っているため、息子も登園数日で「〇〇したい」という発言が増えました。
デメリットは自由に遊ぶため、洗濯物が多く泥だらけなので、洗濯がとてもハードです。
子どものことを考えているので保護者会も多いようです。
息子は登園数日で言葉が飛躍的に増え、ごっこ遊びが増えました。
息子の変化にとても驚いています。
異年齢保育、自由保育、恐るべし。
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