新型コロナウイルスで不妊治療を延期に!?電話して聞いてみました。

新型コロナウイルスで不妊治療を延期に!? 不妊治療

こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。

3月に2回目の採卵を終え、3月末に生理が来たのでホルモン補充周期で凍結胚移植に向けて服薬を開始していました。

ところが突然、Yahooのトップニュースに「不妊治療の延期を推奨する」とのニュースが!

Twitterで検索すると、クリニックから連絡があっていしがキャンセルになったとの情報も!

一体これからの治療はどうなるの?

そもそも時間がない、お金もかなりキツイ、でも死産と流産を経験しているので赤ちゃんに何かあったらもう生きていけない…

とても厳しい選択になりましたが、私の場合もう船は出かかっていたので、今回はそのまま移植に進むことに決めました。

新型コロナウイルスによる日本生殖学会からの不妊治療に対する声明

コロナ

日本生殖医学会から2020年4月1日付で以下の声明が出ました。

現時点において、新型コロナウイルス(COVID‐19)の死亡率はインフルエンザの10~15倍と考えられており、そのほとんどが急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関連したものと考えられています。COVID-19 が妊娠、特に妊娠初期の胎児に及ぼす影響は明らかになっておらず、母体から胎児への感染の可能性は不明です。また妊婦における COVID-19 の感染リスクが高いとはいえません。一方で、妊婦において COVID-19 感染の重症化の可能性が指摘されていることや、感染時に使用される治療薬として妊婦に禁忌の薬剤による治療が試行されていることから、不妊治療による妊娠が成立したあとの COVID-19 感染への対応に苦慮することが予想されます。また受診や医療行為に関連した感染の新たな発生も危惧されます。このような背景から、国内での COVID-19 感染の急速な拡大の危険性がなくなるまで、あるいは妊娠時に使用できる COVID-19 予防薬や治療薬が開発されるまでを目安として、不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示していただくよう推奨いたします。また、既に調節卵巣刺激を開始し採卵を予定している患者さんについては、胚凍結の上で上記の状況を踏まえて胚移植時期を検討してください。胚移植を予定している患者さんについても同様の検討をおねがいいたします。人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療に関しては、延期が可能なものについては延期を考慮してください

一般社団法人 日本生殖医学会 より引用

不妊治療の延期を推奨?!

不妊治療を無期限で延期するってこと?

今飲んでいる薬はどうすればいいの?

いつまでかわからないのに、不妊治療ができないなんてそんなの辛すぎる!!

不安が込み上げてきました。

クリニックに電話して確認!クリニックの回答は?

Yahooのトップニュースに声明が出たのを確認した後、急いで凍結胚移植をしているクリニックに電話しました。

すると、受付の方が対応してくれるのですが、話が通じません。

「今日付で日本生殖医学会から〜〜という声明が出たという報道があったのですが…」

と伝えると、どうやら知らなかったようで、「先生と相談して折り返し連絡します。」とのこと。

折り返しの電話では「移植周期をスタートしている人に関してはこのまますることもできますが、自己判断になります。今後、絶対大丈夫かどうかは誰にもわからないので…診察に通っている先生とも相談してください。」とのこと。

私が通っているクリニックは普段診察のみで、移植は連携している別のクリニックで行っています。

最初に電話したのは移植をしているクリニックで、次に診察しているクリニックに連絡しました。

診察に通っているクリニックでも状況は把握されていなく、「今先生が診察中なので7時過ぎに折り返します。」との返答。

しかし、7時を過ぎて待っていてもなかなか連絡はありません。

痺れを切らして、8時前にこちらから連絡すると、先生が直接出ました。

どうやら私が折り返して電話するのを待っていたようでした。

「今回の声明は移植をしてはいけないということではないので、移植自体はできます。ただ、このような状況なので、ご主人とよく相談してください。」との回答。

確かに、声明には「推奨」との文字が入っています。

私の場合、もう既に服薬し始めており、何より無期限で延期するのは、子どもを諦めることにもなりかねない。

しかし、死産と流産を経験し、子どもの安全が1番大事なのは理解できます。

私も37歳。

高齢になればなるほど妊婦と胎児への影響が強くなります。

チャンスも減ってしまいます。

とても悩みましたが、今回は移植を継続することにしました。

それにしても、学会から声明が出ても、不妊治療のクリニックは知らないものなのですね。

まとめ

新型コロナウイルスの影響で日本生殖医学会から2020年4月1日付で「不妊治療の延期を推奨する」声明を出しました。

Twitter上では不妊治療を中断するクリニックも出てきているようです。

電話にて通院しているクリニックに確認したところ、自己責任で治療は可能との回答でした。

ちなみに大都市圏ではありません。

赤ちゃんのことを考えると、リスクの高いこの時期の妊娠は避けた方がいいかもしれません。

しかし、不妊治療にはリミットがあります。

1周期でも無駄にしたくない、が本音ですよね。

とても難しい決断を迫られましたが、不妊治療は継続することにしました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました