【子どもの入院】2歳5カ月の男の子が夏に急性胃腸炎で入院

2歳5カ月の男の子が夏に急性胃腸炎で入院 2歳男の子

こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。

楽しみにしていたお盆休み。

まさか息子の人生初の入院生活になるなんて。

急性胃腸炎って長引く場合もあるんですね。

入院から退院後までの経過をまとめました。

食欲不振から始まる

いつも走り回っている息子が、大好きなフルーツを残して、元気もなくショボンとしていました。

翌朝、相変わらず食欲はなく、熱が出たのでかかりつけの小児科を受診。

解熱剤を処方されて帰宅。

帰宅後から下痢症状も出始めました。

食べやすいフルーツや雑炊を作っても殆ど食べず。

ヨーグルトにフルーツを混ぜて口にするものの、吐き出してしまいます。

あまりにも食べないので、熱のせいかな〜と思いながら夜間だけ解熱剤を使って過ごしました。

息子はトイトレ中。

尿意はたまに教えてくれ、便意は大体教えてくれました。

トイレでしてくれるのですが、うんちの回数が多く、オムツに水様便がついてくるじょうたでした。

水分だけはとらせなきゃと思い、飲めそうなジュースを飲ませるも、ジュースまで嘔吐。

これはやばいと思い、翌日またかかりつけの小児科に連れて行くことにしました。

かかりつけの小児科では、何故か少し元気になる息子。

「ぐったりしてないから大丈夫。整腸剤とあまり吐くなら吐き気止めの薬出しとくね。」と先生はあまり深刻には捉えていませんでした。

40.6度の発熱と嘔吐

自宅に戻り、一緒に休んでいるとついついうたた寝をしてしまいました。

昼前に起きて、息子に触ると熱い!!

息子の目はうつろで、熱を測ると40.6度。

やばい、座薬入れなきゃと思ってあたふたしていると、息子が二回も嘔吐。

顔は真っ赤、下痢も止まらないし、歩けるもののこのまま死んでしまったらどうしようと焦りまくりでした。

かかりつけの小児科に電話して、今から受診してもいいか確認すると、

「先生がうちでは点滴ができないので、総合病院に行ってもらって点滴してもらってくださいと言ってます。」との返答。

息子を着替えさせ、総合病院に急ぎました。

総合病院の救急外来

土曜日だったので、総合病院の救急外来に急いで駆け込むと、

「2時間お待ち頂きます。あと、紹介状がないので別途五千円程度かかります。」と受付の方に言われ、

2時間も2歳児が待てるわけないわ!

と思い、他の小児科を探してでんわをかけましたが、土曜日の午後に診察しているところは少なく、個人病院では点滴もできないとのこと。

「うんこ」というので、トイレに駆け込むと、緑の便が。

これはやばいと思い総合病院を受診する事にしました。

受付すると看護師さんが問診し、心電図をとって待合に通されました。

待合では3組ぐらいが待っており、2時間も待つ雰囲気はありませんでした。

そこから20分ぐらいで診察へ。

若い女医さんでした。

経過を説明し、オムツの便をみせると、

「水分も取れてないようなので、点滴しますね。腹部のレントゲンもとります。」とのこと。

暴れないように点滴を刺すために、予防着を着せられ、私は病室外に。

そして生まれて初めてレントゲンを撮りました。

点滴は外れないように、前腕から手指までシーネで固定してありました。

結果は「腸重積ではないので、緊急性は高くないです。点滴が終わったら帰ってもいいですよ。」とのこと。

腸重積とは、腸の一部が隣接する腸内にはまり込んでしまう状態を指します。3か月以上6歳未満の乳幼児、特に1歳前後の乳児に発症することが多く、緊急の対応が求められる病気です。

メディカルノート

それでも、熱は41度に上がり、ぐったりしてきたのでとても連れて帰る気にならなりませんでした。

熱が上がってきていることを伝えると、

「心配なら入院もできますが、どうしますか?」

即答で「お願いします!」と返事をしました。

小児科病棟へ入院

ぐったりしている息子を抱っこして病棟へ。

看護師さんに病衣に着替えさせてもらい、病室へ。

ベビーベッドの大きい版に寝かされ、持ち物の確認と尿検査の説明を受けました。

お盆だったので、旦那の仕事が早めに終わったのが救いでした。

尿検査は綿を渡され、オムツにする場合はオムツの中に、トイレでする場合は綿に含ませるようにとのこと。

丁度トイレに行きたいというので、キャッチしました。

基本、家族1人が付き添い、ベッドで添い寝、家族が買い物やシャワーを浴びに行く時はベッド柵を上まで上げていきました。

入院中は夫が休みだったので2歳児を1人にすることがなく、助かりました。

同室のお母さんは一人で付き添い、やっぱりお母さんがいないときに子どもは泣いていることが多かったです。

入院翌々日まで熱が続き、辛そうでしたが、熱が治ると大暴れ。

唾を吐きまくるわ、柵を越えようとして落ちそうになるわ…

尿検査の結果、ケトンプラスでした。

ケトンってつわりの時に出るやつだ!

相当辛かったんだなと入院してよかったと思います。

医師の診断は急性胃腸炎。

急性胃腸炎とは、ウイルスや細菌に感染することによって、腹痛や嘔吐(おうと)、下痢などの症状を起こすことを指します。こうしたことから、急性胃腸炎は感染性胃腸炎または嘔吐下痢症とも呼ばれます。特効薬はありませんが、長くても2週間以内には自然に治る病気です。

社会福祉法人 恩賜財団 済生会 子どもの急性胃腸炎

ケトンが出たので、ご飯を食べられるようになるまで入院。

病院食は食べないので、好きなものを食べさせました。

退院

やっと食べられるようになり、入院から4日後に退院となりました。

熱が下がり、元気は出てきているものの、少食、たまに形がある便がでるものの、下痢は続いている状態でした。

医師からは「できれば明日くらいはゆっくりして、おなかの調子が良ければ通園しても大丈夫です。」と言われました。

会計に行くと、「限度額適用認定証がないと全額払うことになります。」といわれ、大慌て。

子ども医療費受給資格証があれば、無料だと思っていたので、すぐに市役所に急ぎました。

国保だったので、すぐに市役所で発行してもらい、食事代のみ病院に支払い、無事退院できました。

次の診察は2週間後に予約を取りました。

退院後の体調

本当は退院し翌日も休んであげたかったのですが、どうしても仕事の関係上、これ以上連続して休めないため、保育園に息子を預けてしまいました。

保育園ではゴロゴロして、便も緩め、食欲もあまりなく、微熱が出てしまいました。

そこから、1週間微熱と緩めの便が続き、体力があまり回復しないため、他の病気ではないかと心配になり、予約日を待たずに受診。

医師の診察では細菌性の感染は否定されているため、急性胃腸炎で間違いないとのこと。

本来の予約日の診察もキャンセルし、経過観察の診察はなくなりました。

しかし、微熱と緩めの便は退院から3週間程続き、体調もなかなか回復しませんでした。

治癒するのに2週間以上かかる場合もあるんですね。

まとめ

息子が2歳5カ月の時に急性胃腸炎になり4日間入院しました。

症状は食欲不振、嘔吐、下痢、発熱でした。

この症状で緊急性が高いのは腸重積でレントゲンで診断できるようです。

点滴は入院設備がある病院でないと難しいかもしれません。

治療は点滴、解熱剤で3日ほどで解熱しましたが、食欲不振、下痢が完治するまでに4週間ほどかかりました。

入院中は付き添いが基本で、子ども用の柵ありの狭いベッドで添い寝、付き添い用のシャワー室もありました。

支払いは限度額適用証がないと、子ども医療費受給資格証があっても無料にはなりませんのでご注意を。

ちなみに子ども医療費受給資格証があっても食事代は支払います。

以上、参考になればと思います。

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