【死産の原因】臨月での大量出血の原因は出産後に判明、へその緒が原因だった!

こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。

妊娠37週4日、突然の大量出血で死産となりました。

出血の原因は出産後、判明しました。

破水と同時に大量出血した原因は「へその緒の異常」でした。

この経験を記事にすることで、流産や死産を経験した方と共感し、一人でも多くの妊婦さんが無事に出産できれば幸いです。

出産後に判明!出血の原因は「へその緒」だった!

出産後、夫が呼ばれ、医師から胎盤の説明を受けました。

胎盤の端にへその緒がついていたのを確認したようです。

また、へその緒は「卵膜」と呼ばれる、赤ちゃんを包んでいる膜に付着していました。

臍帯の卵膜付着とは?エコーで見つけにくい?!

へその緒は本来「ワルトン膠質」という弾力のある組織に守られています。

しかし、臍帯の卵膜付着ではワルトン膠質が存在せず、血管がむき出しになっているのです。

そのため、非常に圧迫などで切れやすいのです。

へその緒が卵膜付着に付着していても、へその緒の位置により無事に出産できるケースもあるようです。

娘のへその緒は卵膜の下、後ろ側についていて、とても分かりずらかったようです。

そのため、破水した時に卵膜が破れ、それと同時にへその緒が切れて大量出血を起こしたのです。

他の産院で説明すると「前置血管」と言われました。

「前置血管」は子宮口の入り口を塞ぐようにへその緒が走行し、赤ちゃんが大きくなって圧迫したり、陣痛が開始すると圧迫され、赤ちゃんへの循環障害が起こります。

私の場合、破水したので一気に失血、赤ちゃんは亡くなってしまいました。

何故2000~5000例に1例の稀な臍帯異常のようです。

赤ちゃんを救うにはどうすればよかったのか

では、どうすれば救えたのか?

まず、妊娠中期に出血を何度もしていたので、経腟エコーにて発見されていれば約97%の確率で救えました。

これが、一番悔やまれます。

医師によっては診断できると思うので、産院選びは非常に重要です。

死産当日、いつもよりもお腹の張りが強かったので受診すればよかった、という後悔もあります。

しかし、妊娠後期で「前置血管」の診断は難しいようです。

また、出血が始まった時に救急車を呼んでいれば命は助かったかもしれません。

これについては、総合病院の医師から、「もし救えたとしても、一生お世話がいる状態になっていた可能性が高い」と言われました。

加えて「今回のことは事故のようなもの、防ぎようがなかった」とも言っていました。

総合病院の医師も産院の医師に気を遣っていたと思います。

後に出産し、産院を変えてみて、妊娠中期の出血で診断できる機会はいくらでもあったのではないか、と個人的には感じました。

つまり、産院選びは非常に重要です。

豪華な食事、エステなどに惹かれるよりも、医師の経歴(過去に救急病院に勤務していたかどうかなど)、連携病院などが最も重要だと思います。

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