こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。
死産後、赤ちゃんを失った喪失感や怒りや悲しみなど、様々な感情が溢れだし、辛い日々を送る私。
一方、夫の気持ちはどうだったのでしょうか?
私の夫の特徴は、ポジティブ、口数が少ない、怒らない、です。
死産後の夫の様子
死産後、娘の沐浴を夫がしました。
その時、今まで見たことのないようななんとも言えない顔で体を洗っていたのを思い出します。
愛おしいくてとても悲しい、そんな顔でした。
夫が悲しむ顔は殆ど見たことがなかったので驚きました。
その後は、普段通りの夫でした。
病室から私を連れだし気分転換を図ったり、娘のために親としてこの世でできることを精一杯模索してくれていました。
夫は日常に戻っていく、休みなし、自営業の宿命
夫が仕事を休んだのは、1日だけ。
仕事も自営業で休めないため、日常に戻っていきました。
私は退院後すぐに、子どもと2人の生活が心配だったので、義実家へ。
夫は一人で生活し、普段どおり仕事をこなしていました。
義実家にいるとはいえ、私は精神的にボロボロ。
感情を共有できる夫がいない日々は、苦しくて苦しくて仕方がない状態でした。
電話で話す夫は普段どおり、週に1度会う夫も落ち着いていて、黙って私の話を聞いていました。
夫が感情を顔に出したのは、沐浴を行っている時のみでした。
夫は誰からも心配されない
夫があるときポツリと「誰も俺の心配はしてくれない、奥さん大丈夫って聞かれるだけ」と言っていました。
死産したことを報告しても、誰も夫を心配する声をかけられることはなかったようです。
この言葉から、夫も悲しみを感じていることがわかりました。
私が精神的にボロボロだったので、気丈に振舞うしかなかったのかもしれません。
現在は私が悲しんでいると、「過去に起きたことは仕方がない、今目の前にいる子どもたちのために全力を注ごう」と夫からは言われます。
まとめ
お腹の中で命を育んできた妻と赤ちゃんが生まれてから実感が沸く夫と、死産後に感情の行き違いがあるかもしれません。
妻の悲しみは間違いなく深く、そのため夫が感情を表現しにくいかもしれません。
ただ、夫側にも悲しみがあり、それを心配する声があると夫も感情を出すきっかけになるのかもしれないと感じました。
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