死産後に私を助けてくれたのは子育て支援センター

死産後に私を助けてくれたのは子育て支援センター 臨月での死産と稽留流産

こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。

死産後、義実家に2週間お世話になり、アパートに戻ってきました。

夫は仕事に行き、息子と2人の日常が始まりました。

とても息子のお世話が出来る精神状態ではなかったのですが、息子がいるおかげで外で遊ばせたいという気持ちを持つことが出来ました。

殆ど家にいないので、息子の前で泣くことも多くありました。

子どもは天国に逝ってしまったのに、自分だけ生き残ってしまったことに罪悪感を感じる日々。

辛く苦しい日々に手を指しのべてくれたのは子育て支援センターでした。

無事に出産した後のフォローはあっても死産後はなし

無事に出産できると、赤ちゃん訪問や育児相談など行政のフォローを受けることが出来ます。

しかし、死産すると母体のみの1ヶ月検診で終わり。

その後は特に何もフォローはありません。

家族や友人に死産を経験した方は圧倒的に少なく、気持ちを話せる相手も夫ぐらいしかいません。

それって辛すぎますよね。

気持ちを共有できるのは夫だけ。

公園に出掛けても赤ちゃんとママや兄妹で遊ぶ姿を見ると辛くなりました。

夫は8時から24時まで仕事。

辛すぎて食べ物の味も感じなくなり、テレビからの情報も、なんでこんなことが面白いんだろうと感情が無くなるような感覚を経験しました。

多分、うつだったんだと思います。

辛すぎて、子育て支援センターで働く知り合いに連絡し何かフォローしてくれる機関はないか相談しました。

すると、なんと子育て支援センターの保育士さんと園長先生がわざわざ話を聞きに会ってくれたのです。

行政でのフォローは保健師さんへの相談が出来るとのことでした。

死産後にフォローしてくれた子育て支援センター

死産・流産を経験した方が集まって話をする会などもありましたが、基本的には子連れNGなので、子どもを預けることが出来ない私は参加することもできませんでした。

まだ息子の産休中に、息子を連れてよくお邪魔していた子育て支援センター。

保育園に併設されている子育て支援センターで、保育園は自然に囲まれていて、子どもの意志を尊重することを大事にしています。

でも、まさかこんなに親身になってくれるなんて。

自宅に来てくれることも提案してもらいましたが、自宅は荒れ放題だったので、場所まで設定してもらいました。

指定された場所に行くと保育士さんが優しく迎えてくれました。息子の面倒をみてくれ、その間に園長先生が私の話を聞いてくれました。

1ヶ月検診でも、外来で号泣しましたが、この時も号泣してしまいました。

先生達は自分の人生で起きた言いたくないであろうことも話してくれ、色々な人生があることを伝えてくれました。

その時の私は、育ってきた家庭環境、遺伝子検査のこと、この年齢で両親共に他界しており子育てで頼る人がいないこと、不妊治療のこと、36歳での死産のことなど、自分の人生で起きたことがあまりにも周りと比べて辛いことが多いと感じていました。

周りは親から愛情を注がれ、結婚して順調に妊娠出産し、両親も健在で子育てへの協力を得られ、金銭的な援助までしてもらう人が殆ど。

なんで自分ばかり、このような体験をしなければならないのか。

今でも周りの人を羨ましく思う気持ちは強くあります。

無い物ねだりですが、羨ましいですもん。

ただ、自分が周りを羨ましく思うのは、その人の人生を知らないからだということも知りました。

子育て支援センターの先生達は私の気持ちに寄り添ってくれ、子育て支援センターが終わった時間に息子を遊ばせてくれる時間をとってくれました。

そして、やはり同じ経験をした方ではないと気持ちが共有できないと感じて、新生児死亡を経験した知り合いを紹介してくれました。

同じような経験をされた方と会う

保育園の先生達に場所を設定してもらい、実際に新生児死亡を経験した方に会うことができました。

無事に出産した人に私の気持ちはわかるわけないと思っていたので、実際に会えてよかったです。

その方は4人のお子さんに恵まれ、現在も子どもに関わる仕事をしている方でした。

とても明るい方で、当時の出来事を隠すことなく話してくれました。

私は亡くなった子どもとどこかで会いたい気持ち、子どもが亡くなってしまったことの意味を探し求めていました。

同じ経験をした方が力強く、明るく生きているのに驚きました。

そして、当然ですが私の探し求めている内容は解決出来ませんでした。

しかし、私は1人ではないと思うことができました。

行政の支援

子育て支援センターで1度保健師さんと話す機会がありました。

保健師さんは役所から定期的に子育て支援センターに訪問しているようでした。

相談するかは決めてなかったのですが、半ば肩を押される形で話すことになりました。

保健師さんは死産を経験した方を何人かフォローしているようでした。

保健師さんの話によれば、産む病院はとても重要とのこと。

産院選びは恥ずかしながら病院の対応や食事の内容などから決めてしまっていたので、私のせいで赤ちゃんが亡くなってしまったという気持ちが強くなってしまいました。

産院が違ったら臍帯の卵膜付着がわかり、帝王切開で救えたかもしれない。

そのんな気持ちになってしまい、余計追い詰められてしまいました。

その後、地区担当の保健師さんから電話をもらいましたが、仕事復帰して平日休みがなくなったので、行政のフォローもなしとなりました。

何事もそうですけど、経験した人でないと気持ちはわからないものですね。

まとめ

赤ちゃんが無事に産まれた場合、行政からのフォローがありますが、死産後は基本的にはありません。

民間のお話会もありますが、基本的には子連れNGであったり、頻度が少ないのでお住まいの場所にもよりますが、遠方で開催されることが多いです。

私の場合は運よく、息子と遊びに行っていた子育て支援センターの保育士さんがフォローしてくれました。

そして、そのおかげで新生児死亡を経験された方と話す機会を持つことが出来ました。

その方が力強く、明るく生きている姿に驚き、私1人だけではないんだという気持ちになれました。

また、死産後1度役所の保健師さんと話す機会を持ちました。

しかし、話した結果、自分自身を攻める気持ちが強くなってしまいました。

死産を経験した方は多くはなく、相手は励ますつもりで話していても深く傷つけられることがあります。

最終的には誰に話しても亡くなった我が子は戻ってこないので、自分で受け止めるしかないのですが、経験したことを話して感情を出すこと、自分が1人ではないことを感じられたことは有難かったです。

フォローしてもらったので、次は自分が死産・流産の経験を発信することで、誰かの支えになれたらもっと有難いです。

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