こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。
死産後、産後休暇は2カ月しかなく、仕事復帰して生活も変化しました。
仕事復帰して良かったと感じる反面、辛いと感じることもあります。
この先仕事を続けられるだろうかと思うこともしばしばあります。
「死産」は産後のフォローもなく、経験する方も少ないので理解を得られにくいように感じます。
同僚に会うのが辛い
産後休暇は2カ月です。
妊娠中、産休入りの報告をしていたので、何でこんなに復帰が早いのか聞かれそうで会いたくありませんでした。
また、子持ちの同僚も多く、出産時期が近い同僚も多くいました。
「何で私だけ」という想いは今も根強く、同僚に会いたくありません。
幸い、部署を変えてもらったので、殆ど会うことはありませんが、ふと顔を合わせた時に拒否反応が出てしまいます。
これから先、仕事を続けるのは難しいと思う要因です。
妊娠・出産報告が辛い
若い子が多く、結婚するとすぐに妊娠するパターンが多いです。
不妊治療に加え、高齢で死産したので、こういった報告は心をえぐられます。
産休入りの前は「一年後、一緒に働けるのを楽しみにしています」という報告をする方が多いです。
死産したので育休は発生せず、「何で自分だけ」という想いや、無事に産まれるはずという内容に愕然とします。
また、出産報告は「母子ともに健康です」と必ず付け足されます。
「どうせ私は母子ともに健康ではなかった」という気持ちが出てきて、落ち込みます。
同時期に出産した同僚の子どもをみると、「娘もこのぐらいだったんだな」と喪失感が強くなります。
特に同じ時期に出産した同僚とは会いたくないと思ってしまいます。
子どもはかわいいのですが、「なんで自分だけ」という想いが勝ってしまいます。
人と話したくない
復帰直後は、兎に角誰とも話したくなかったです。
話しているだけで涙が出てきたり、非常に不安定な日々でした。
1年程度経ってようやく急に涙が出てくるようなことは無くなりました。
しかし、相変わらず死産の話になると涙が出てきます。
子どもを亡くすことほど辛いことはなく、それを経験した人が少ないので、どうせ私の気持ちなど理解されないという感情が襲ってきていました。
そもそも、どんな経験でも自分と全く同じ経験をした人などいないので、自分の気持ちを理解してほしいなど無理なことなんですけどね。
3年半経った今も人と話したくない想いは継続中です。
まとめ
私自身、出産とは喜ばしいことであり、まさか死産になるとは思ってみませんでした。
臨月での死産の確率は約0.2%、総合病院でも珍しいようでした。
まさか自分が、なんで自分が、という想いはおそらく一生続くと思います。
多くの人が無事に出産する傍ら、自分だけ取り残されたように感じるのです。
根底には「なんで自分だけ」という想いが強く残っています。
子どもという自分よりも大事な存在を失うことで未来が見えない感覚に陥ります。
どうかこのような思いが経験していない方に伝わり、「もう時間が経ったからいいでしょ」「いつまでひきづっているの」というような思いを抱かないでください。
もし自分の子どもだったら立ち直れますか?
コメント