こんにちは。咲音(@jiyuukosodate)です。
死産後、薬を飲んで生理を起こすことを繰り返すも、正常な排卵がなく、薬に頼っても子宮内膜もが厚くならない状態。
37歳、とても焦っていました。
そして、死産後の精神的不安から早く授かりたいというストレスがMAX。
ホルモン補充周期での凍結胚移植に初めて挑戦しました。
死産後生理が再開しない!ホルモン補充周期での凍結胚移植に挑戦!
死産後、3ヶ月経っても生理が再開せず、病院に通院するようになりました。
プロラクチンが高く、母乳が出ていたのでカバサールを週に1度飲みつつ、プレマリンとルトラールを飲んで生理を起こし、卵胞の発育を観察しながら、自然に排卵するのを待ちました。
しかし、一向に卵胞が育つ気配はありませんでした。
死産後6ヶ月経つと卵胞が発育したのですが、卵胞の大きさが27mm、巨大卵胞でした。
先生には巨大卵胞なのであまりいい状態ではなく、次周期に延期した方がいいと言われました。
黄体化非破裂卵胞(LUF)とは、以下の状態を示し、次周期の排卵にも影響することがあるそうです。
卵巣内で発育した卵胞は直径18~20mm位になると脳下垂体から排卵を促すホルモン(黄体化ホルモン、LH)が分泌されて、一定時間後に排卵し卵胞は萎みます。しかし、成熟した卵胞でもLHの分泌によって排卵せず卵胞がどんどん大きく成ってしまう(直径30~50mm位)場合があり、この様な卵胞をLUFと呼びます。この様な場合でも、基礎体温(BBT)は高温相となり、いかにも排卵後の様相を呈します。しかし、排卵していないため妊娠には至りません。LUFは基礎体温が2相性でいかにも排卵していると思われる月経周期の約15%程度に認められ、これは超音波断層法にて排卵の確認を行わないと診断できません。
ミオ・ファティリティ・クリニック より引用
巨大卵胞でも、早く移植したいがために自然周期移植を希望。
排卵誘発剤を打てば、排卵する確率が高まり、次周期に影響を与える確率が少なくなるのではないかとも考えました。
そして、自己注射をしながら、移植直前の子宮内膜チェックに挑みました。
しかし、子宮内膜は8mm、やはり移植は中止となりました。
その後も次の周期でエストラーナテープを貼りながら子宮内膜を厚くするよう試みましたが、厚くならず。
死産後7ヶ月、プロギノーバという国内無認可の薬を使い、子宮内膜を厚くするよう試みました。
幸い、なんとか子宮内膜が厚くなりホルモン補充周期での凍結胚移植に挑戦できました。
ホルモン補充周期移植の薬
プロギノーバは生理開始3日後から飲み始め、2週間後には5錠まで増やしました。
血流を良くするために、バイアスピリンを1日1錠。
プロギノーバは1錠130円、バイアスピリンは1錠10円。
子宮内膜が10mmになったのを確認して移植日を決定。
もちろん、移植日前日に子宮内膜をチェック。
薄くなっていなかったので安心しました。
無事移植した後は、プロゲステロン注射をし、翌日からルティナス腟錠、ルトラール、プロギノーバ、バイアスピリンを飲み続けました。
ルティナス膣錠は1錠350円、ルトラールは1錠30円。
まるで薬を食べているようです。
陽性判定後に流産
ホルモン補充周期は薬を飲むのも大変です。
薬をもし忘れたら…と考えると、怖くて夜もグッスリ眠れませんでした。
判定日まで薬の影響で身体が火照り、腟錠のためか水っぽいおりものがドバドバでました。
無事陽性判定をもらえたのですが、その約3週間後残念ながら流産確定となりました。
流産確定までも薬を飲み続けなければならないのは、地味に辛かったです。
ルティナス膣錠だけでも1日1050円。
1週間続けると7300円。
ほぼ流産で間違いない状態で薬を続けるとそれだけのお金を捨てることになります。
すでに5回目の胚移植。
流産のショックと、資金をあまり使いたくない思いで複雑でした。
まとめ
初のホルモン補充周期での凍結胚移植に挑戦しました。
明らかに自然周期での移植より薬の量が増え、薬を忘れないようにするのに神経を使いました。
自然周期移植よる2〜3万程度高くなります。
しかし、卵胞が育ちにくく子宮内膜が厚くならない私には、排卵の要素は省けるので、精神的な安定は得られました。
自然周期では排卵と子宮内膜の要素の2つをクリアしなくてはならないので、移植できないリスクは高くなります。
どんな方法でも、皆様に無事赤ちゃんが来てくれますように。
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